動画編集をしていると、動画から音声データ(音楽、音、声)だけを抽出して、別の動画と合成したいと思うことがあります。音声データだけ抽出できるようになると、複数の映像を流しながらインタビューの音声を流したり、プロっぽい動画を作ることができるようになります。当エントリでは、動画ファイル や 動画サイト から 音声データ を抽出する方法をご紹介します。
使用するソフトウェア
動画から音声を録音する方法はいくつかありますが、今回は VideoProc というソフトウェアを使用します。
VideoProc はパソコンに保存してある動画ファイルからでも録音できますし、動画サイトの動画からでも録音できます。
各手順に進む前にまずは VideoProc をダウンロードしてインストールしてください。
パソコンに保存してある動画ファイルから録音する場合
VideoProc を起動して、「ビデオ」をクリックします。
画面左上の「ビデオ」をクリックして、ビデオを選択します。
画面下の「音楽」をクリックして、出力する音声ファイルの種類を選択します。よくわからない場合は 対応機種の多い MP3、または後継の AAC を選択しましょう。
音質まで細かく設定したい場合は「出力」ボタンから指定できます。
※5分以上の動画の場合はライセンスを購入する必要があります。
動画サイトの動画から録音する場合
動画サイトからダウンロードして、音声ファイルとして保存する手順になります。
VideoProc は YouTube, dailymoton, Facebook をはじめ多数の動画サイトに対応していますが、動画には著作権がありますので、ダウンロードが認められている動画であることをご確認の上でダウンロードしてください。
YouTube ではダウンロードリンクがある動画はダウンロードして良いらしいです、なかなか見つかりませんけれども。
動画サイトの動画から音声を抽出するには、VideoProc を起動して、「ダウンロード」をクリックします。
「音楽追加」をクリックします。
ダウンロードしたい動画のURLを貼り付けて、「分析」ボタンを押して暫く待ちます。
分析が終わったら、左側にリストが表示されているのでダウンロードする動画にチェックを入れ、出力する音声ファイルの種類を選択します。
種類がよくわららない場合は、対応機種の多いMP3にすると良いでしょう。「拡張子:mp3」と書かれている行を選択します。
ダウンロードする動画が複数ある場合は、「全てに適用する」ボタンをクリックすることで、選んだファイルの種類が全ての動画に適用されます。
そうしたら「選ばれた動画をダウンロードする」ボタンをクリックします。
ダウンロードするファイルが揃ったら「Download Now」ボタンをクリックします。
ダウンロードが終わるとフォルダマークが出現しますので、それをクリックすると出力されたフォルダが表示されます。
おわりに
音声ファイルを動画から作れるようになると、移動中に音楽プレイヤーで聴けたり、別の動画を流しながら音声だけ差し替えたり、音楽CDを作れたりするので、覚えておいて損のない技術だと思います。
VideoProc はとても手軽に動画の変換や編集が行えるので、まだ利用したことのない方は試してみては如何でしょうか。ほとんどの機能は無料で使えます。
それではまた。
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