動画から音声ファイルを抽出する方法 [Windows10 / Mac]

動画から音声ファイルの作り方 Windows 10

動画編集をしていると、動画から音声データ(音楽、音、声)だけを抽出して、別の動画と合成したいと思うことがあります。音声データだけ抽出できるようになると、複数の映像を流しながらインタビューの音声を流したり、プロっぽい動画を作ることができるようになります。当エントリでは、動画ファイル や 動画サイト から 音声データ を抽出する方法をご紹介します。

使用するソフトウェア

動画から音声を録音する方法はいくつかありますが、今回は VideoProc というソフトウェアを使用します。
VideoProc はパソコンに保存してある動画ファイルからでも録音できますし、動画サイトの動画からでも録音できます。
各手順に進む前にまずは VideoProc をダウンロードしてインストールしてください。

VideoProcのダウンロード

VideoProc のインストール

パソコンに保存してある動画ファイルから録音する場合

VideoProc を起動して、「ビデオ」をクリックします。

画面左上の「ビデオ」をクリックして、ビデオを選択します。

動画ファイルを音声ファイルに変換する手順

画面下の「音楽」をクリックして、出力する音声ファイルの種類を選択します。よくわからない場合は 対応機種の多い MP3、または後継の AAC を選択しましょう。
音質まで細かく設定したい場合は「出力」ボタンから指定できます。

※5分以上の動画の場合はライセンスを購入する必要があります。

動画サイトの動画から録音する場合

動画サイトからダウンロードして、音声ファイルとして保存する手順になります。
VideoProc は YouTube, dailymoton, Facebook をはじめ多数の動画サイトに対応していますが、動画には著作権がありますので、ダウンロードが認められている動画であることをご確認の上でダウンロードしてください。
YouTube ではダウンロードリンクがある動画はダウンロードして良いらしいです、なかなか見つかりませんけれども。

動画サイトの動画から音声を抽出するには、VideoProc を起動して、「ダウンロード」をクリックします。

動画をダウンロードするには「ダウンロード」をクリック

「音楽追加」をクリックします。

動画を音声ファイルとしてダウンロードするには「音楽追加」をクリック

ダウンロードしたい動画のURLを貼り付けて、「分析」ボタンを押して暫く待ちます。

動画のURLを指定して出力するファイルの種類を指定します

分析が終わったら、左側にリストが表示されているのでダウンロードする動画にチェックを入れ、出力する音声ファイルの種類を選択します。
種類がよくわららない場合は、対応機種の多いMP3にすると良いでしょう。「拡張子:mp3」と書かれている行を選択します。

ダウンロードする動画が複数ある場合は、「全てに適用する」ボタンをクリックすることで、選んだファイルの種類が全ての動画に適用されます。
そうしたら「選ばれた動画をダウンロードする」ボタンをクリックします。

ダウンロードするファイルが揃ったら「Download Now」ボタンをクリックします。

「Download Now」をクリック

ダウンロードが終わるとフォルダマークが出現しますので、それをクリックすると出力されたフォルダが表示されます。

ダウンロードが完了するとマークが表示されます

おわりに

音声ファイルを動画から作れるようになると、移動中に音楽プレイヤーで聴けたり、別の動画を流しながら音声だけ差し替えたり、音楽CDを作れたりするので、覚えておいて損のない技術だと思います。

VideoProc はとても手軽に動画の変換や編集が行えるので、まだ利用したことのない方は試してみては如何でしょうか。ほとんどの機能は無料で使えます。

それではまた。

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