2017年7月25日、Adobe Systems がついに Flash を終了すると発表しました。
HTML4 の時代、かつて Flash は、ブラウザで動画視聴やゲームをするためには欠かせないソフトウェアでした。
それが HTML5 の時代になると、Flash が補ってきたことが、ブラウザのみで実現できるようになりました。
それもオープンな仕様で。
しかし、やっと終了ですか。
セキュリティ的な問題がずっとありましたし、世界は何年も前から脱 Flash で動いていました。
個人としては少し寂しいのですが、技術者としては少し嬉しく思っています。
Flash 終了はビッグニュース
多くのニュースサイトが Flash 終了を報じています。
インターネットで非常に広く普及したソフトウェアが終了宣言をしたわけですから、報じないわけもありません。
ITmedia NEWS
Adobe、「Flash」を2020年末に終了へ
GIGAZIN
Flash Playerアップデート中止&配布中止へ、Adobeが2020年末でのFlash終了を表明
GIZMODO
Adobeの「Flash」、2020年に終了。ガチで
TechCrunch
Adobe、2020年末でFlashのサポートを終了と発表
窓の杜
Adobe、「Flash Player」の更新と提供を2020年末で終了
この他にも、多くのサイトが報じているようです。
いずれ技術の進化に結び付く
Flash がなくなることにより、HTML5 や WebGL などの技術に再び注目が集まりそうです。
Flash 職人さんにとっては残念な発表だったかも知れませんね。
Flash で作られた無料ゲームで遊べなくなるのは少し残念ですが、すぐに別の技術で作られた無料ゲームがたくさん公開されることでしょう。
Flash が終了しても、Flash で作られたものがこの世から無くなるわけではありません。
それでも製品独自の仕様で作られたものが減って、オープンな仕様で作られたものが増えてくることに変わりはありません。
これは広い目で見ると、とても喜ばしいことです。
私も他人事でもない
実は、私が所属する会社のホームページも Adobe Flash が使われています。
しかもトップページに。
作成当時に、Flash はスマホでは見れないので使わない方が良い と助言したのですが、何故か受け入れてもらえず、今では Google Chrome でも見れません。
何のためにホームページを作っをたんでしょうかね?
若い人を増やしたい等と言う割には、こういうところに無頓着でダサいままなんですよね。
私が社外の人間なら敬遠します。
正直、ホームページが無い方がいい気すらします。
Flash がなくなったことで、会社も少しは耳を傾けてくれるでしょうか。
おしまい。
んー、愚痴が加速しそうです。( ̄▽ ̄;)
兎に角、これをきっかけにしてでも HTML5 関連の技術に関心を持つ技術者が私の周りにも増えてくれると嬉しいです。
最後に
ありがとう Flash!
おかげでゲームや動画を存分に楽しめました!
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