前回の投稿では、壁を傷つけずに作った壁面収納ラックの作り方をご紹介しました。
今回の投稿は、もっと以前に作成した すのこのラック の作り方です。
お恥ずかしながら、我が家の住人はみんな整理整頓は苦手な方で、クローゼットの中はいつもゴチャゴチャになっています。
ゴチャゴチャをそのままにしていれば物と一緒にストレスが溜まるし、「持っている物を見つけられずに買い足す」なんて残念なことになるでしょう。
ラックを買い足したくはなかった
対策として真っ先に考えたのが「収納棚を買うこと」です。
しかしそれでは 限られた生活スペース を削ることになってしまいます。
それより何より お小遣いが減ってしまいます(笑)
それで気になる壁面収納ラック
お小遣いを減らしたくない一方で、壁面収納ラックを見つけてしまった私は それはもう迷いました。
壁面収納ラックの強みは、物を積み重ねたさらに上(つまり何も置けない空間)に棚を設置することで、収納力をアップできるということです。
クローゼットの収納力を最大限にアップさせるのには、これ以上ないと思います。
ただし弱点もあります。
それは壁を穴を開けることです。
もちろん賃貸ではできません。
私の場合は持ち家ですが、家が新しいと思えるうちはなるべく避けたいと思っています。
ディアウォールならばどうか
壁面収納ラックを作った時に大活躍した ディアウォール ですが、今回は採用しませんでした。
ディアウォール を採用することは、決して悪くない選択だと考えています。
しかし私は「クローゼットの棚が 下から持ち上げられる力 に耐えられるのか」という疑問を抱いてしまいました。
棚はそもそも 上に物を置くための物 ですから、下から力が加えられることを想定して作られるものではありませんよね。
下から力を加えることで棚が外れてしまわないだろうか?
下から力を入れすぎて薄い板を突き破ってしまわないだろうか?
考えすぎだとはわかっていても、裏付ける根拠(あるいは失敗しても取り戻せる資金力)がないので、不安だったんです。
そして最後にたどり着いた答え
断捨離というものを先にしようか考え始めた矢先、使われずにクローゼットで寝っ転がってる すのこ4枚 を発見!
賃貸で暮らしていた時に和室の押入れで活躍していたすのこです。
これは使えるかも!
そう思って調べてみたところ、すのこで収納などを作成している人って結構いるんですね。
あまりに簡単に作れるためか、作り方はほとんど見当たりませんでしたが…。
すのこもピンキリ
Amazon で「すのこ」を探してみると、すのこって結構な値段で売っているんですよね。
だったら普通にアルミラックを買った方が安いでしょうね。
好みのサイズも選べますし。
でもご安心ください。
私が使ったすのこはホームセンターで売っているもので、スッカスカの木(寄せ集め?)で作られた安物です(笑)
板の間隔も若干テキトーでした(-ω-;)
値段はともかくとして、捨てずにリサイクルするってことが大事で最大の採用ポイントです。
使った道具や材料
・すのこ
・ノコギリ
・ヤスリ
・細いクギ
・カナヅチ🔨
・メジャー&定規
ノコギリだけは新調
引き出物のカタログで貰った工具セットに入っていたノコギリが、タンス転倒防止用のシリコンを切った時に折れちゃった(普通にカッター使えばよかった…)ので、今回はノコギリを新調しました。
例のごとく Amazon で購入・・・
脱線しますけど、これ、おすすめです。
折込のこぎりのベストセラーになっている商品です。1,691円で買いました。
MADE IN JAPAN
刃物の町で有名な兵庫県小野市で生産されているそうです。
閉じておけば幼児がうっかり触って怪我することもないでしょう。
ケースが付属されています。
付属のケースはベルトに引っ掛けておけるようになっているので作業しやすいです。
完成イメージ
すのこを4枚使って上の画像のように作ります。
そしてクローゼットに設置します。
これ、Microsoft Excel を使って作った画像なのでわかりにくいかもしれませんが、クローゼットにすのこラックを設置するイメージです。
作成工程
始めに床につく部分ををカット。
そして、床に傷がつかないようにヤスリで角を無くします。
こんなヤスリを使いました。
次に反対側(つまり天井側)をカットします。
後で棚をのせるので、棚の板の厚さを残してカットします。
カットする際に曲がらないように目印を付けています。
あっという間に側面が完成しました。
棚を乗せる木の幅を測ります。
棚を乗せる木に合わせて板をカットします。
あとはパーツをクギで固定して、ヤスリで角を削って完成です。
補強しないと脆い
単純にくっつけただけだとグラグラしますので、ちょっと補強しました。
(ハッ!娘の足が写ってる!)
棚を作るときは、筋交いを入れて補強するのがセオリーだと思うのですが、板が薄いし、なんとなく難しそうだったので却下しました。
とにかく釘を多めに打ったりして補強したんですが、次の画像の5本の釘のうち一番効果があったのは、意外にも真ん中の1本でした。
あとは重い物を乗せなければ大丈夫!
自分で使うので問題ないでしょう!
最後に
あとは、この余ったところをどうするかですが、紐か何でぶら下げて小物を乗せてインテリアにしている人がいるようです。
私は当面、本を飾る台として使おうと思っています。
余ったパーツを壁に立てかけて、お気に入りの本をディスプレイすると結構気分が良いですよ。
お気に入りの本がどんなか見られると恥ずかしいので写真は掲載しませんけどね(笑)
ということで、簡単に作れる すのこラック の作り方でした。
この記事がお役に立てたなら幸いです。
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