家庭用プリンタを買う前に考えてほしいこと


十数年前、私は「PCにはプリンタが必要だ、大事だ」というイメージが強く、少ない収入でも少し無理して良いプリンタを買った覚えがあります。
しかし近年はペーパーレス化が進み、家庭にもその影響が表れ、家庭用プリンタの必要性が急降下しているのを感じます。

現代においても家庭用プリンタを所持するメリットはいくつかありますが、紙に印刷するだけなら代替え手段は多数あり、それら代替え手段は家庭用プリンタに比べてコスパも品質も優れています。

文書を印刷するなら、コンビニなどで白黒1枚20円で印刷できます。
USBメモリなどを使ったPDFプリントなら半額の1枚10円です。

写真を印刷するなら、1枚5円から印刷できるサービスがあります。
家庭用プリンタで印刷するよりも断然経済的です。

もし家庭用プリンタの印刷料金を下げようとして安いインクを使うと、私のようにプリンタが壊れる場合があります。
リサイクルしているからエコだとか(うた)われえいるアレは危険です。
いつかハズレを引くロシアンルーレットをしているようなもので、お勧めしません。
正規品に比べ、プリントヘッドの目詰まりの恐れや、インクが過剰に流れ出して本体を破壊する恐れが、明らかに高いのです。(被害者談)

たとえ正規品のインクを使用していたとしても、プリンタを所持している限り「プリンタが壊れるリスク」というものが付いて回ります。
「暫く使ってない」というだけでも「プリントヘッドの目詰まり」によって印刷の調子が悪くなることもあります。

暫く使っていなかったプリンタで印刷したらプリントヘッドが目詰まりしていて印刷がシマシマになってしまい、プリントヘッドを洗浄してもなおらなかったので新しいプリントヘッドを購入して交換。その後ハズレのインクカートリッジによってプリンタ本体がインクで浸食され、電源すら入らなくなってしまったのが、我が家のプリンタです。
正規品のインクは酷く高いので安い代替品を使っていたわけですが、これぞまさに『安物買いの銭失い』というやつですね。

壊れてから約1年以上、現在進行形で我が家にはプリンタがありませんが、不便は特にありません。
むしろ 出費が減って楽になったくらいです。

だからこそ、これからプリンタを買おうとされている方々には、「何のためにプリンタを買うのか」「本当にプリンタが必要なのか」を今一度、考えていただきたいと思い、投稿しました。

何のためにプリンタを買う?

色々な目的があるとは思いますが、その選択は非常に不経済かもしれませんので、まずは少し考えてみましょう。

写真を印刷するため?

家で写真を印刷できれば便利と考えてプリンタを購入されること方は多いと思いますが、写真印刷をメインとする場合、プリンタを購入しても「1枚から気軽に印刷できる」こと以外のメリットはほとんどありません。

家庭用プリンタの印刷コストは写真1枚20~25円前後と言われています。(プリンタ代は含まれていないと思われます。)
家庭用プリンタだと、Amazon でベストセラーの用紙『FUJIFILM 写真用紙 画彩 光沢 L 400枚 WPL400VA』は 400枚で 1,127円 なので、用紙だけで1枚当たり2.82円 となります。(2018年4月現在)

一方、我が家で利用している写真プリントサービスは、写真1枚5円と送料(67円~)です。100枚以上の注文で送料が無料になる写真プリントサービスもあります。プリンタ代は無視しても、送料込みで6枚くらいから写真プリントサービスの方がお得になる計算です。

■家庭用プリンタの方が優れている点

  • 1枚から気軽に印刷できる。
  • 印刷したい瞬間に印刷できる。

■写真プリントサービスの方が優れている点

  • お財布に優しい。
  • 印刷品質が安定している。
  • メンテナンスが不要である。
  • 維持費が不要である。

文書などを印刷するため?

文書を印刷することにおいては、どの程度印刷するかによります。

家庭用プリンタでの印刷コストはプリンタ代+インク代+用紙代(+その他メンテナンス費用)ですので、月に数回印刷する程度であれば、コンビニのプリンタを利用した方が経済的です。(プリンタの寿命は3年~5年と言われます。)

コンビニのプリンタ(ネットワークプリントサービス)は、年間をA4白黒を365ページ印刷すれば年間7,300円です。
USBメモリなどを使ったPDFプリントなら半額の1枚10円なので、たったの年間3,650円です。
利用者には故障等のリスクもないので、家で仕事をするわけでもなければ、コンビニのプリンタを利用することをお勧めします。

■家庭用プリンタの方が優れている点

  • 印刷したい瞬間に印刷できる。
  • 何度も印刷して試行錯誤できる。
  • カラー印刷をまとめて行う場合は、瞬間的な出費がコンビニで印刷するより少ない。

■コンビニ印刷の方が優れている点

  • 印刷頻度が低い場合は、家庭用プリンタに比べ経済的である。
  • メンテナンスが不要である。
  • 維持費が不要である。
  • 印刷品質が安定している。

特殊な用紙に印刷するため?

色付きの紙やシールなど、特殊な用紙に印刷を行う場合には家庭用プリンタがあると便利ですね。

CDやDVDのディスクレーベル(ラベル)印刷する場合には家庭用プリンタは必要です。
我が家のプリンタは壊れるまで、レーベル印刷が主なお仕事でした。
※今では私のオッサン化が進んで、手書きで十分だと感じるようになりました(笑)

また、利用頻度が低い場合、プリンタを持っている誰かに利用料を払って協力してもらうようにすれば、自分でプリンタを購入するより経済的ですし、報酬によっては頼まれた方も喜ばれるのではないでしょうか。

スキャナ機能を使うため?

スキャナ機能はスマホのカメラで代用ができます。
Android なら例えば Microsoft の Office Lens というアプリがあります。

また、USBメモリがあるなら、コンビニのプリンタでもスキャナ機能が使えます。

結局、本当にプリンタが必要?

上に記載した通り、ちょっとした印刷なら、代替サービスを利用すれば安価でかつ高いレベルで解決できます。

コスト、設置スペース、メンテナンスの手間などをトータル的に考え、プリンタを持つべきか持たざるべきかを、是非、検討してみてください。

スポンサーリンク